Vol.21 健康と病いの語り


〈巻頭言〉
患者の語りは病いを連続した人生の一部にする/楡木満生

〈焦点〉健康と病いの語り(ナラティヴ)
健康と病いの実証性と事例性―日本保健医療行動科学会における研究方法論をめぐって―/楡木満生
「病の語り」について―医療人類学の立場から―/波平恵美子
物語の即興性―一枚の処方箋をめぐって―/春日武彦
喪失といのちのライフストーリー/やまだようこ正
質的データの分析―〈物語〉の構成という視点から―/能智正博
ナラティヴ・セラピー―ナラティヴ、社会構成主義、ポストモダン―/若島孔文

〈原著論文〉
病名告知のゲートを開ける―子どもへのがん告知に関する両親の選択―/戈木クレイグヒル滋子・他
〈出産の痛み〉に付与される文化的意味づけ―「自然出産」を選好した人々の民俗誌―田辺(西野)けい子
アルコール依存症者と糖尿病者の語りの比較―愛の物語の再構築―/塩谷育子・他
要介護高齢者家族の在宅介護プロセスに影響を及ぼす要因―家族内ニーズの競合を増大させる条件と家族の競合マネジメント―/北 素子
中学生の保健室頻回来室にいたる行動変化のプロセスとその意味/酒井都仁子・他

〈研究ノート〉
生活習慣病患者における疾患別のライフスタイルの相違―虚血性心疾患、糖尿病、脳血管障害の3群間における比較―/武田知樹・他
介護家族の老親扶養義務感が介護継続意欲に及ぼす影響/原沢優子・他
小学校保健教科書におえkる「心の健康」の記載状況とその変遷/高下梓・他
高齢者とのおつきあいスキル―3つの関わり方にみる高齢者へのソーシャルスキルに関する探索的検討―横山奈緒枝・他

〈文献レビュー〉
ナラティヴ・アプローチの特徴と看護における視点―複数の学問領域における比較―/吉村雅世・他

〈短報〉
マッサージにおけるリラクセーション評価尺度の開発/尼崎光洋・清水安夫

〈鍵概念〉
イメージスクリプト/宗像恒次